予防

1次予防

健康増進

疾病予防

特殊予防

2次予防

早期発見

早期治療

適切な医療と合併症対策

3次予防

リハビリテーション

 

「予防」には、次の3段階が存在する。
【一次予防】疾病そのものの発生を未然に防ぐ段階。
全般的な疾患,外傷予防 (一般的一次予防)と、予防接種、発がん性物質対策など特定の疾患の予防(特異的一次予防)とがある。
【二次予防】疾病の早期発見.早期治療によって重症化を防ぐ(健康障害の進展防止)段階。健康診斷、スクリーニング検査、選択的な検診などがある。人間ドックもこれにあたる。
【三次予防】適切な治療と管理指導で機能障害や能力低下を防止し、ADL. Q0L の向上や社会復帰を目的とした段階。三次予防手段の例として、後遺症や疾病の再発防止、リハビリテーション(機能回復訓練、作業療法,理学療法職業訓練の)などがある。
memo 「子育てサークル」は予防の概念に含まれない。
上田敏(監);標準リハビリテーション医学,第3版,医学書院,2012, pp 29-30. 2医療情報科学研究所(編):公衆衛生がみえる2018-2019,
メデイックメディア,2018,p4.