クリアリング・ア・スペース


こんにちは!冨田です。

このページはフォーカシングについて知りたい方に向けて書いています。

 

私は日本のフォーカシングの第一人者、池見陽教授にフォーカシングを教わっています。

また、月に一度のフォーカシング研究会にも1年ほど参加し、フォーカシングを実践しています。

 

今回はフォーカシングの最初のプロセス、クリアリング・ア・スペースについて説明します。 

私なりに池見先生のやり方を参考にしたものです。

本当のやり方は↓のリンクをご覧ください。

 

私はこのプロセスだけでも、ずいぶん心が楽になります。

 

皆さんは悩みや気になることにストレスを感じていませんか?

それは悩みを自分の近くに感じすぎている状態です。

適切に距離をとることで、問題を冷静に眺めつことができ、楽になることがあります。

 

クリアリング・ア・スペース、略してCASは、

体を通して自分の心に気づく、フォーカシングのプロセスのひとつです。

 

⇓参考(このブログよりも断然わかりやすいです笑)

http://www.akira-ikemi.net/AkiraIkemi-Net/Resources_zi_liao.html

 

CASのやり方
1.落ち着いた環境、姿勢を整える
2.自分に「最近調子どう?」と聞く
何か気がかりなことがあったら、そのことに気付いておきましょう。

例えば友だちと昨日ケンカしたことが気になっていたら、

「自分は友達とケンカしたことが気になっているのだな。」

という具合です。

 

あるいは

「なんでかわからないけど、なんかもやもやする。。」

といった曖昧な気持ちに気付くかもしれません。

それでも大丈夫です。

「そんな気持ちがあるんだな」

と気付いておきましょう。

 

3.気がかりなことにどんなイメージがあるか
イメージは何でもいいです。

 

重い感じとか、

胸がつっかえる感じとか、

空へはばたきたい感じとか、

 

思いついたらそのことに気付いておきましょう。

 

4.気がかりなことと、イメージをどこかに置く
窓から木が見えていたらその上や根本においてもいいですし机の上とかでもいいです。

また、自分の想像の中にある箱の中など、どこでもよいです。

 

どこか適当な場所に置いてみて、本当にそこでよいかを確かめます。

他の場所がいいな、と思ったら場所を変えましょう。

 

※1から4を気がかりがなくなるまで繰り返します。

3~4つほどあるかもしれません。

 

5.すべての気がかりを置いてみた感じを味わう
最後に整理整頓をして自分の心がどうなったかを感じてみましょう。

私は暖かく心地良いようなすっきりした感じがすることが多いです。

皆さんも気持ちがどうなったか確かめてくださいね。

 

 

やり方は以上です。

 

私もなんだか気分がすぐれないとき、やることが多くて頭がいっぱいになっているとき

CASを実践して心を落ち着かせています。

 

CASによってリラックスしながら自分の気持ちを大切にすることができ、自分の気持ちに自分で対処できるという自信になっています。

 

皆さんにも5分ほどでもよいので、CASを試して心を落ち着かせていただけたらなと思います。