カールアップ

カールアップ
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カールアップやり方
目的
エクササイズの理論的背景
よく見られる代償


カールアップ

こんにちは。

imok株式会社の古城です。

今回ご紹介するエクササイズは「カールアップ」です。

 

やり方

  1. リフォーマーに仰向けになります
  2. ショートループに手を通します
  3. 肩関節を伸展させながら上半身をキャリッジから浮かせます

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  目的

  • 脊柱のエロンゲーション及び屈曲
  • 上肢と脊柱の連動
  • 頚部のモスタビリティの向上


エクササイズの理論的背景

 頚部の安定化の為には、横隔膜と骨盤底の平行化→インナーユニットの活性→骨盤、胸郭の安定化→肩甲胸郭関節の安定化→舌骨及び頚椎の安定というように、頚部単独ではなく、コアや脊柱との連動が重要になります。
 
リフォーマーによるカールアップではショートループを介してスプリングによる軽い負荷が加わることで、肋骨を内旋させる腹斜筋や腹横筋、肩甲胸郭関節を安定させる前鋸筋が促通された状態で、胸椎、頚椎の屈曲を学習することができます。


よく見られる代償

  • 頚部のみの過度な屈曲

脊柱の延長線上に頭部が来ることが望ましいが、カールアップを行う際に頚部の屈曲が過剰になる場合があります。エロンゲーションを意識させて頭部の位置を整えるようにしましょう。 

  • チンアップ

日頃のデスクワークなのでフォワードヘッドが強い場合、胸鎖乳突筋が短縮し、過緊張を起こしていることが多く、カールアップをする際に顎が上がった状態でカールアップを行いやすいので、頚部のアライメントチェックを行いましょう。

チンアウトが強い場合は、ヘッドレストの高さを挙げて、頚部のアライメントが整うポジションで実施しましょう。

 

以上、「カールアップ」のご紹介でした。

それでは、次のエクササイズでお会いしましょう!