両膝立ち位(kneeling)
構造的(骨形態)
力学的(支持基底面・重心位置・安定性)
両膝関節と前足部で支持面をつくる。
運動学的(キネマティクス・運動パターン)
足部を除いた運動連鎖
両膝立ち位姿勢では立位姿勢よりも腰椎前弯と骨盤前傾が増大する。
両膝立ち位は立位と比べ膝関節屈曲角度が大きい。この膝関節屈曲により最も影響を受けるのは大腿直筋である。
大腿直筋は股関節伸展位での膝屈曲により、伸長されるため、この筋の短縮(shortning)は骨盤の前傾を引き起こし、骨盤前傾に伴い腰椎前弯が増強する可能性がある。
【立位→両膝立ち位】
骨盤中間位→骨盤前傾位
大腿直筋
骨盤前傾位→著変なし
骨盤前傾位→顕著な骨盤前傾
腸腰筋+大腿直筋